私は税理士業務の最も大切なものの一つに「節税対策」があると考えます。サービス業としてお金をもらう以上最大限の知識とノウハウを持ってお客様の納税額を1円でも安くすることが税理士としての使命と考えます。
節税とは税法の認める範囲内で合法的に、できるだけ有利な処理方法を選択し、また各種特典を利用し納税額を最小化することです。
一方で「今の税理士はあまり節税を提案してくれない」という話もよく聞きます。節税には準備が必要です。資料、契約書作りなどの手間もかかります。また解釈が曖昧な部分に踏み込む場合にはそれ相当の理論武装も必要です。手間がかかり煩わしくリスクも伴う節税対策 を敬遠する税理士がいるとしたら、これら理由によるものと思われます。税額を最大限抑えるのが税理士の義務です。「もっと積極的に節税対策してほしい」と問いかけてください。