まずは、今の税理士に対する不満について、会社の要望として伝えてみてください。要望を伝えてもあまり状況が変わらない場合には税理士事務所を変えることもご検討ください。

契約に特段の定めのない限り、税理士はいつでも変更できます。特に決算を待つ必要もありません。実際当事務所に変更されたお客様の多くが期の途中からの変更でしたが、これまで実務で支障が生じたことはまったくありませんでした。

かつては「税理士はあまり変更するものではない」という風潮があったようですが、現在税理士変更は普通のこととなっています。むしろ最初から良い税理士に出会える方が難しい時代になっているのかもしれません。

今の税理士先生とは付き合いが長いので断りづらいのですが？

このような質問をよく頂きます。確かにお付き合いが長くなれば長くなるほど断りにくい雰囲気になり、なかなか言い出しづらいものです。ストレートに断るのではなく、「親戚（または友人）が税理士として独立して、何とかお願いしたいと頼まれた」といった理由であれば、あっさりと無難に断れた方が多いようです。またメールや文書で、解約の旨、資料等の返却の内容を記載して送ってスムーズに解約できたお客様もいらっしゃいます。現在お客様の流動化が普通になっており、税理士事務所としてもそれほど気にしないようです。